もろもろ(時にヲタ)

映画「ラ・ラ・ランド」感想文 試写会に行ってきた

※ネタバレなし

 

アカデミー賞最多14ノミネート

話題の映画「LA LA LAND」の、
試写会に行ってきました。
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混んでいるらしいとのウワサを聞いたので、
だいぶ早めの50分前に会場着
が、しかし………
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入場整理券24番。
50分前で、24番って!!

何はともあれ、観られてよかったです。
とにかく、すごかったです。

  「セッション」の
デイミアン・チャゼル監督最新作

アカデミー賞を含む、50を超える賞
受賞した「セッション」から2年…。

どうしたって高まる期待。
何の予備知識もなく鑑賞した。
期待以上だった。びっくりした。

 

ミュージカル映画

いきなり歌い、いきなり踊る。
そうだった、ミュージカル映画だった。

「雨に唄えば」「シェルブールの雨傘」
「ロシュフォールの恋人たち」

憧れていたという、監督。

ロサンゼルスを舞台に、
ど頭から、ど派手に、どストライクの
“ミュージカル”をやっていて、
思わず、にやにや。半笑い。

 

前半…これ、ダメかも?

畳みかける“ミュージカル”っぷりに、
正直、前半は、あれ?と思った。
わたし、この映画、あまり好きではないかも?
この世界に入れないかも?と、
さらに、ちょっとの眠気も襲ってきた。

が、しかし!後半………びっくりした。
思わず「うわぁ」と声にならない声を出した。

 

予想外のことは起こらない

売れないジャズピアニストのセブ
(セバスチャン)と、
女優志望のミアが出会い、
恋をして、付き合って、そして………

衝撃的な事件が起こるわけではないのに、
心がざわざわ、ざわざわして、
帰り道も、ずっとドキドキしていた。

 

あるあるの連続

ライアン・ゴズリング演じる、セブは、
某FMのディレクターM崎さんに似ている。
エマ・ストーン演じる、ミアは、
わたしの高校の同級生の、まゆPに似ている。

M崎さんと、まゆPの恋は、始まりから、
笑ってしまうほど、あるあるの連続だった。

 

予告編(トレーラー)

この予告編を見て感じた想いと
本編を見て感じた想いは、だいぶ違う。

予告編を見て、あれ?と思った人こそ、
本編を見てほしいと思うのだ。

 

ここから先、若干のネタバレあり

※オチのネタバレは無し
※映画を見る予定の人も読んで問題なし

・出会いは、最悪な印象
・パーティーに行く?行かない?結局行く
・パーティーが盛り上がる中、
一人トイレで自問自答

・プールにダイブするリア充ども
・ピアノの音に惹かれて入店
・世話焼きの姉

・映画だから重なる偶然
・タイプじゃない!と言い切る
(ジブリ映画「耳をすませば」の
「やなやつ、やなやつ、やなやつ」的な展開)

・見つめあったところで携帯が鳴る
・つまらない話をするナルシスト
・着飾った状態で彼のもとへ走る

あるあるが、畳みかけてくる。怒涛の前半。

 

カラフルな衣装

主役2人は、
それぞれ50回は衣装を変えているそう…。
シーンごとの衣装が、また絶妙で。

前半は、カラフルで夢みたいに、
ぽんぽんとテンポよく話が進んでいく分、
後半、ずし―んとくる。

前半、半笑いしていたわたしは、
後半になり、ずし―んと苦しくなった。

 

珍しい話ではない

何度も書くが、あるあるの連続なのだ。
あり得ない偶然が重なるとはいえ、
それもまた、あるあるの範疇なのだ。

M崎さんと、まゆPが出会って、
恋をして、付き合って、そして………
それだけなのに。

 

もちろん、音楽も…

A HAの「TAKE ON ME」とか、まさに!
笑った。もちろん、いい意味で。
ジョン・レジェンドの歌声もよかった。

 

後半、音が止まる

音のない世界に、セリフが、ずし―んと。
色のない世界に、セリフが、ずし―んと。

じゃなかったら、の畳みかけが、すごい。

そして、最後の最後の2人の表情</b >

前半は、半笑いでもいいから、
これ、観た方がいいと思うよ?

 

すごかった

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口あんが―って、開いた状態で観ていた。
とにかく、すごかった。
いま思い出して、また震える。

「この世界」には、
おもしろい映画が、たくさんある。

 

2月24日(金)公開

映画『ラ・ラ・ランド』公式サイト

【出演】ライアン・ゴズリング
エマ・ストーン
ジョン・レジェンド
ソノヤ・ミズノ
J・K・シモンズ 他
【上演時間】128分

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映画「この世界の片隅に」試写会へ‐感想文 : 放送作家りん の ブログ
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