こどもの こと

娘5歳、初めての脚本は、ヒーローもの!?

ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル
(タマフル)でも、おなじみ!

三宅隆太さんの、
「スクリプトドクターの脚本教室・初級篇」

本編が始まる前、「はじめに」の時点で、
もう既に、おもしろい…。
じっくり、ゆっくり、大切に読みたい!

わたしが、この本を読んでいたら………

娘「ママ、なんの本を読んでいるの?」
「脚本ってなに?」「脚本を書いてみたい!」と。

冒頭だけ、少し手伝いましたが、
以降は、娘が一人で一気に書き上げました。

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【訳】
娘「わたしは、お姫様よ。
悪い魔女を、やっつけるわ!」

パパ「ぼくは、パパママヒーロー。
悪い子を、やっつける!」


娘「それでは、仲間になりましょう。
一緒に、悪い魔女がいる
東の塔に、行きましょう。」

パパ「わかった。
ぼくが飼っている、犬も連れて」

ナレーション「こうして二人は、
冒険の旅に出ました。」

娘「ここが、東の塔ね。
魔女は、どこにいるのかしら?」

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※我が家に、犬はいない。

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【訳】
ナレーション「魔女を倒した二人は
おいしいごはんを、一緒に食べました。」

「二人とも眠くなってしまったので、
家で寝ました。」

「次の朝、次の悪者と戦いました。」

娘「次の悪者、ライオンと戦いするわよ。」

パパ「そうだね。」

娘「べちゃべちゃライオンは手強い敵なのよ。」

※ここで誰かが出てくるらしい…。

パパ「僕の仲間のヒーローさ。」

娘「かっこいい。」

パパ「そうでしょ。」

娘「それより戦いましょう。」

パパ「分かった」

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※魔女を探しに行ったと思ったら、
次の行は、倒した後だった。

※僕の仲間のヒーローとは、何者なのか?
娘「かっこいい」と言ったにも関わらず、
「それより戦いましょう」

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【訳】
娘「ええ」

パパ「戦うよ。」

娘「りょうかい。」
「や―!」

パパ「とぅ!」

二人「うわぁ!」

娘「やっぱり手強い敵ね。」

パパ「うん」

娘「それより立ち上がりましょ。
私たちはヒーローなんだから。」

パパ「りょうかい」

ナレーション「戦った後…」

パパ「そろそろお昼ごはんにしようか。」

娘「ええ」

パパ「それでは、レストランに行こうか。」

娘「ええ」

ナレーション「行った後…」

パパ「ハンバーグ、おいしかったね。」

娘「ええ」

パパ「さあ、おうちに帰ろう。」

娘「ええ。」

おわり

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※前ページ、パパの「わかった」に対しての
リアクションは「ええ」

※「それより立ち上がりましょ。
私たちはヒーローなんだから。」からの、
とりあえず、戦いが終わり…
戦い終えたのが、まだ昼前だったという衝撃。

※後半、「ええ」としかしゃべらなくなる娘。
ハンバーグは、平和の象徴!?

※「パパママヒーロー」という名前なのに、
ママは、一切登場せず…。

中級篇も出たから、まだまだ楽しめる。
うれしい。