▼令和になった今も不幸の手紙が存在
▼リレーを止めると悪いことが!?
▼知らんがなでリレーを止めましょう
令和版:不幸の手紙とは!?
それは、小学校卒業前のサイゴの保護者会のことでした。お世話になった担任の先生から……
「最近、スマホを持っている子達の間で、不幸の手紙のようなものが流行っているそうです」
不幸の手紙といえば、わたしにとっては『ちびまる子ちゃん』の世界のものでした。
その後、インターネットが浸透し、いわゆる“チェーンメール”が送られてきたことはあった(気がします)が、令和になった今でも、しぶとくこの世界の片隅で生息していたとは……。
『卒業リレー』という名のLINE
帰宅後、我が娘12歳(この時はまだ小学6年生)に聞いてみました。
実際に送られてきたLINEを見せてもらいました。
祝 卒業リレー
これをコピーして20人に送ってね!
送ったら卒業までに沢山いいことが起こるよ!
みんなでこのリレーを広めよう!
このリレーを止めると悪いことが沢山起きちゃう!
内容は秘密
みんなで送ろう!
ルール
1、個チャ限定!(グループ、オプちゃ禁止)
2、絶対に20人に送る!(最低でも10人!)
3、卒業しない人には送っちゃダメ!
4、送り返しは、OK
リレーを止めると悪いことが起きちゃうけれど内容は秘密だなんて、まさに“不幸の手紙”と思いつつ、絶対に20人に送る!(最低でも10人!)とルールぶれぶれじゃないですか。
娘は、特別仲がいいわけではない(悪いわけでも当然ない)クラスメイトから送られてきたそうですが、どこの誰が最初に送り始めたのか……。
ひとまず娘が自分のところでリレーを止めていたので安心しました。
令和の小中学生のスマホ事情!
小学5年生のだいぶ後半に、誕生日をキッカケにスマホを持つようになった我が娘、当時はスマホを持っている人はさほど多くはありませんでした。
しかし6年生になり中学受験組も一息ついた卒業前のタイミングで、多くの子どもがスマホを持つようになり、クラスのグループLINEも存在します。
SNS上のいらぬトラブルに巻き込まれないか心配ではありますが、娘にとってひと世代上の先輩方がアホなSNSの使い方を全国的に広めたおかげで、逆に慎重になるのかどうなのか。
とはいえ、スマホの中にはプライベートがいっぱい。手のひらサイズの四角い箱の中には思春期ならではのアレコレが詰まっていることでしょう。
いや、そんなたいしたことを書くつもりではありませんでした。とりあえず令和になっても“不幸の手紙”のようなものは存在したということが書きたかったのです。
我々大人も改めて、いや、日に日に年を重ねる大人だからこそ、スマホの、そしてSNSの使い方には慎重にならないといけませんね。
以上、最近はマンガアプリばかりインストールしている、おばちゃんのたわごとでした。
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