▼小6男女だけでおでかけはあり?
▼不安に思う親御さんもいるようで
▼引率者としてついていった話です!
子どもだけでおでかけ、あり?
我が娘12歳・小学6年生、自転車で行ける範囲(公園や児童館、友達の家など)で友達と遊ぶことはあっても、電車に乗って子ども達だけで出かけたことはありませんでした。
しかし、もう6年生、春には“もう中学生”の冬休み。受験組は忙しすぎて、それどころではない様子ですが……。
そりゃあ、行きたいですよねスポッチャ。ラウンドワンのスポッチャ、楽しいですもんね。
親それぞれ引率者がいればOK?
ひとまず友達に聞いてみたら? と丸投げしたところで、Aちゃん(仮)の家は誰か大人がいれば大丈夫だって! とのこと。
そりゃあ、家の数だけいろんな考え方があるでしょう。
我が家からお台場にあるスポッチャまでは、電車に乗って30分以上。途中乗り換えもありますし、子どもだけではと不安に思う気持ちもわかります。
スポッチャの子供会プラン
やる気、行く気満々の我が娘は、せっせとスポッチャについて調べはじめまして「子供会プラン」なるお得なサービスを見つけてきました。
子供会プランとは……小学生以下の子どもが6名以上いれば、通常料金の20%オフ、さらに引率者(親や先生など)1名が無料となるんだそうで!
いつの間にか、わたしが引率者として同行することになっていました。
子ども11人を引き連れて、いざ
子どもが6人以上、とはいえ、このご時世ですから急に体調を崩して行けなくなる子もいるかもしれず、7人は声をかけた方がいいかもね、なーんて話していたのですが!?
Cくんも行きたいって!
あれよあれよと人数は増えていき、最終的に男子6人、女子5人(我が子を含む)を連れて、お台場のスポッチャへ行くことになりました。
しかもですね……
男女11人、うち2組のカップル
男女11人のうち、2組はカップルなのです。えっと、カップルって言葉、今も使います?
娘があれこれ話してくれるので、小6の学年内恋愛事情にすっかりくわしくなった母さん。あの子があの子に告白して、あの子とあの子が両思い!?
令和のイマドキ小学生による男女11人冬物語を、この目で拝ませていただけるとは、なんとありがたいことでしょう。しかし、同時にプレッシャーも……。
小学生スポッチャ日帰りプラン
こちらが娘が立てた計画書の一部です。
- 時間通りに集合できるだろうか?
- 予定した電車に乗れるだろうか?
- 予定した時間に帰ってこられるだろうか?
- 子ども達11人、全員ケガなく無事に……
たった1日の日帰りおでかけでさえ心配だらけですから、遠足や修学旅行の引率の先生は気苦労が絶えないことでしょう。
そして当日までに届いた他のお母さんからの「よろしくお願いします」的なLINEが、さらにわたしを追い詰めていきます。
とはいえ、楽しみしかない!
小6・男女の微妙な距離感
集合時間ぴったりに全員集まるわけもなく、しかし予定の電車に間に合いそうな時間には全員集合!
子ども達と一定の距離をとりつつ駅へ向かったわけですが、母さんについて歩く女子たちに対し、その10メートル後ろをだらだらと歩く男子たち。
女子と男子の微妙な距離感がたまらないぜ!と思っていたら……。
さっきまで、だらだら歩いていたのに、なんの前触れもなく急に走り出す男子たち。駅でもエスカレーターを使う女子に対して、階段を猛ダッシュする男子たち。
なぜ男子は急に走るのか?
そして電車内でも……。
なぜ男子は電車内で急に懸垂し始めるのか? 今まで女の子しか育てたことがなかったので、男子の予想外の行動に心の中で笑いつつ、ヒヤヒヤしつつ。
スポッチャ内ではグループ行動
何はともあれ無事にスポッチャにつきまして、11人中4人はスマホを持っていたので、念のため1日限定の母さんも含めたグループLINEを作りまして。
スポッチャ内なら好きに遊んでもいいけれど、1人で行動せず、グループ内にスマホを持っている人がいるように、いざという時に連絡がとれるようにしておいてね、などと話しつつ。
母さんは、1人バッティングマシン(7-8回挑戦した結果、翌日筋肉痛)やら、卓球マシンやら、パンチングマシンやら、
ゴーカートやら、アーケードゲーム(「TIME CRISIS」にハマる)やら。
子供会プラン+400円で昼食付
子ども達は、子供会プランに+400円で昼食(ホットドッグ+ポテト+ドリンク)を予約していたので……。
母さんこそっとつけ麺を食べに行ったりしつつ、子どもと関係ないところで、1人スポッチャを満喫しました。
6年生にもなると、つきっきりはウザがられるので、程よい距離をとりつつ? 子ども達を見守りました。
小学生男子の行動予測不可能
サイゴはみんなでスポッチャを出て1階下のゲームセンターへ行き、クレーンゲームやらメダルゲームやら!
楽しかった時間はあっという間に過ぎまして、帰らなければならない時間になったのに男子たち……ギリギリまでクレーンゲームをやっていたので何度か叫びました。
女子校出身ということもあり「男子!!」とこんなに叫んだのは、人生初かもしれません。小学生男子、おもろい、かわいい、ただ全然言うこと聞かねぇ!
クライマックスは解散後!?
なんとか予定していた電車にも乗れまして、その車内で聞こえてきた男子どもの会話「でも……〇〇ちゃんのお母さんがいるし」
すべてを理解したので、最寄り駅を出たところで……。
と声をかけ、母さんすーっと距離をとりまして、用もないのに駅そばのお店の店頭の商品を眺めつつ、まっすぐ帰ろうとする女子Dちゃんに……。
さらに母さん距離をとりまして、用もないのに駅そばの店内に片足踏み込み、スマホなど眺めてしばらく待っていると娘と一緒にDちゃんが……。
Dちゃんと両思いの男子が、クレーンゲームでとった大きな大きなクッションを!!!Dちゃんが恥ずかしそうに抱えて、こちらに歩いてきました。
アラフォーおばちゃんの大興奮が伝わるでしょうか。娘とともに毎月読んでいる『りぼん』以上の、胸きゅん青春ものを目の当たりにしまして……。
男女のアレコレに蚊帳の外の娘は、ただただクレーンゲームでとったクッションをもらえたことがうらやましかったようです。
以上、小6男女のおでかけに引率した話を長々と失礼いたしました。
中学生になったら、子ども達だけででかけるようになるでしょうから、この貴重な体験ももう2度とないこと……と思ったら?
母さん、引率者になる……は、春休みに続くようです。
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