▼すっかりクセになっている蓄膿症
▼セカンドオピニオンで初めて知った
できるだけ鼻をかまない方がいいと
▼ところで、膿状のものの正体とは?
頭痛の原因は副鼻腔炎だった
30代にして初めて知った事実。
定期的に、わたしを悩ませていた、頭痛や顔面の痛みの原因が、まさか副鼻腔炎(蓄のう症)だったとは!
その後も、年に3~4回のペースで、わたしを悩ませる、こん蓄のう野郎!
ちくのう・ネバー・ダイ!
蓄膿症!病院で処方される薬は
いつもの耳鼻咽喉科へ行くと、ちゃちゃっと鼻に管を通され、ノドを確認され、鼻の吸入をして帰ってください!の一連の流れ。
処方される薬………
まずは、抗生物質!
・レボフロキサシン錠(クラビット錠)
・アジスロマイシン錠
など、毎度いろいろ試しているが、どれもこれも、いまいち効いている感じがしない。
そして、痰を出しやすくする「カルボシステイン錠」と、痰の滑りを良くするという「アンブロキソール塩酸塩錠」
毎度、効果があるんだかないんだかと思いつつ、時が過ぎれば、なんとなく回復したような?
一連の流れに慣れっこになってしまい、特に疑問も抱かず、過ごしていたわけですが…。
セカンドオピニオン
薬を飲み始めて1週間、一向に良くならないので、いつもの耳鼻咽喉科へ再び!
行こうとするも、臨時休業。
仕方なく、別の耳鼻科へ行ってみたところ、目からうろこ状態。なるほど!セカンドオピニオンとは、こういうことかと知りました。
「なんで、こんなになるまで放っておいたの?」と、とりあえず怒られるところから、診察は始まります。
うみ状のものの正体は?
いや、放っておいたわけではないんです!とは心の声。
初めて訪れた、耳鼻咽喉科の女医の先生の、米倉涼子さんを彷彿させる一匹狼感と、“できる”女感に圧倒され、へらへらするおばちゃん。
うみ状のものが、至るところに、たまりまくっているとな!
ちなみに、うみ状のものの正体とは、要は鼻水と同じ成分のもの。
が、しかし!菌などの状態によって、ネバネバ度が増したり、色が付いたりするそうな。
副鼻腔炎も上咽頭炎も一緒?
要は、そのうみ状のものが、どこに、よりたまっているか?という話らしい。
ノドの上あたりにたまっていれば、上咽頭炎!鼻の奥、副鼻腔にたまっていれば、副鼻腔炎。
鼻から、ひょっこりはんすれば鼻水。
口から、ひょっこりはんすれば痰。
病名を特定することには、なんの意味もねぇ!と、かっこよすぎる先生が。
とりあえず、抗生物質で原因となる菌をやっつけつつ、そのうみ状のものを流していくしかないとな。
鼻うがいは効果的?
軽度の副鼻腔炎であれば、鼻うがいで、うみ状のものを洗い流すのも効果的なんだそうだが、どうやら、おばちゃんの鼻あたりは、鼻うがいごときでは、やっつけられない量の、うみ状のものがたまっているらしい。
そして、先生から手渡されたのは………。
プラスチックシリンジ
注射器状の、その名も「シリンジ」
これに専用の薬、ベストロン耳鼻科用を、1ミリリットルほどと…。
お湯、もしくは水を入れ、混ぜたものを、両鼻に直接ぷしゃあ!っと。さらに………。
※薬を使うのは、1日1回
鼻をかんではいけない
鼻の中に鼻水がたまっているというよりは、鼻の奥~顔面の裏?に、うみ状のものがたまっている状態ゆえ、無理に鼻をかんではいけないと言われ………。
蓄のう症の時は、できるだけ鼻をかまないようにだなんて、これまで誰も教えてくれなかったのですが?
鼻をかんではいけない理由
鼻をかむことによって、圧がかかり、蓄のう症の原因となっている菌などが、横やら周りに飛び散るんだそうな。
さらに、うみ状のものを、鼻の奥から無理やり出そうとすることにより、耳にも圧がかかり、中耳炎を併発してしまう恐れもあるそうな。
と、かっこよすぎる女先生は、言った。
「みんな、言ってもかんじゃうし!忙しい先生は、わざわざ言わないんじゃない?」
ええ、お医者様を前にしたら、おばちゃんなんてのは、無力すぎるのです。
鼻をかまずに、たれ流す日々
それから、鼻はできるだけかまず、家にいる時、うみ状のものがたまってきたな!と感じたら、先のシリンジで水を吸いとり、鼻の奥に向かって思いっきり、ぷしゃあ!と。
キレイな話ではないので、詳細は略しますが、流し絞り出すように、ティッシュでふき取るという、人様には見せられない一連の行動を続けた結果。
※薬を使うのは、1日1回
鼻の奥がすっきり!
1週間もたたずに、だいぶ快方へ向かいまして。注射器状のものに頼らずとも、鼻の奥はすっきり。
ああ、息苦しくないって、こんなに素晴らしいことだなんて。さらば!うみ状のもの。
シリンジは洗って乾かす
またいつ、うみ状のものが、わたしの顔面を侵しにやってくるか、わからないゆえ…シリンジさまを手放すわけにはいかない。
ちなみに、シリンジを使った後は、中性洗剤で菌をよく洗い流す!必ず乾燥させることが重要なんだそうな。
とはいえ、ちくのうMAXの時は、乾かす間もないほど、シリンジ大活躍だったわけなのですが…。
脳内BGM:エイリアンズ/キリンジ
まるで僕らはエイリアンズと、うみ状のものが大合唱しているような気分だ。
アラフォー健康問題
40を前に、体中が乾燥しているし、顔面にはうみ状のものがたまりがちだし、エアホッケーをやり過ぎで右腕が痛いし。
自分の体を自分でケアしていかなければならないのだと、しみじみと。
我が娘7歳、小学2年生!湯船につかって、極楽状態の母さんの顔を「のんべり」と表現し、毎度爆笑しておる。
娘が成人するまで、あと10年以上もあると考えたら、ああ、健康でいなければ!働かねば!ということで、健康第一!以上です。
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