仕事の こと

“マツコも知らない”米原康正の”世界”から学ぶ、行動で見せる子育て

マツコの知らない世界

先日「マツコの知らない世界」
テーマ「インスタントカメラの世界」の回に、
出演していた、米原康正さん。御年58歳


番組では、マツコさんから、
「厄介なジジイ」
なんて言われていましたが、
厄介=“誰もが放っておけないジジイ”と、
わたしとの出会いは、
20年近く前に、さかのぼります…。

 


「書いていいよ」と言うから、書いてみる。
わたしが知っている“ヨネちゃん”のこと。

それにしても、
この「書いていいよ」から伝わる、
“米原康正 感”
ったらない。

わたしの知る、米原康正さんは、
“いいよジジイ”なのである。

 

渋谷?のクラブにて…

それは、2000年だったか、2001年だったか、
おそらく渋谷、もしくは六本木?
いや、渋谷だな、たぶん…。

記憶が、ぼんやりしているくらい昔の、
春だか、夏だか、秋だか、冬だかに、
わたしは、米原康正さんと出会った…。

 

初対面の印象は…

正直、見た目も印象も、
いまと、まったく?さほど?変わらず

そう考えると、わたしだけ、
年をとっている気もしてきた………ずるい。

とにかく、
どこぞやのクラブで出会ったのだが、
誰かに紹介されたのか、声をかけたのか、
はたまた、
声をかけられたのか、さえ、覚えていない。

 

文章を書きたいんです…

当時、ハタチそこそこだったわたしは、
誰これ構わず、会う人会う人に、
文章を書くことを仕事にしたいと話していた。

※若さゆえ?の、根拠なき自信については、こちら。

そんな、どこの誰かもわからない?わたしに、
米原康正さんは「連絡するよ」
と…。
これは、もう、はっきりと覚えている。

なんだかテキトーっぽい、おじさんが、
テキトーなことを言っている!と思ったのだ。

 

翌日、連絡がくる…

そしたら、本当に連絡が来た。
しかも、翌日に…。
「ライターやらない?」そんなノリで。

わたしは、この時、ヤラれてしまうのか?
騙されているのか?ツボを買わされるのか?
と、あらゆる被害妄想をした。

だって、昨日会ったばかりで、
そんな深い話もしていない小娘に、
仕事を頼むはずがない…。

そんなの普通に考えて、あるはずがない。

と同時に、いや下心があるならば、
もっと、かわいい子に声をかけるだろうと…。

………ただただ混乱したが、いまなら分かる。
米原康正さんに“普通の普通”は通用しない

米原康正さんにとっては、
わたしを誘うことが、
“ごくごく普通のこと”
だったのだと思う。

 

smart girls

と、そんな出会いから始まり、
米原康正さんと、一緒に作った雑誌が、
「smart girls」である。
スマートガールズ1

おじさん、本気かなぁと思ったら、
どうやら、本気だったらしい。
雑誌は、その後も“本当に”発売された。
スマートガールズ2

米原康正さんは、要点だけをわたしに伝え、
「あとはよろしく!」的に、任せてくれた。

一度も仕事をしたことないどころか、
わたしの文章を読んだこともないのに…。

これは、テストか?試されているのか?
テキトーかと思いきや、ここぞという時には、
的確に、フォローをしてくれる

スマートガールズ3

この人は、なんなんだ!!
わからないけど、すごく楽しそうだ…。

米原康正さんとの仕事は、
刺激的で、ただただ楽しかった。

※ただただただ、当時の自分の文章は、とてつもなく恥ずかしい。
スマートガールズ誌面

米原千賀子さんについて…

当時、まだ子どもだった娘さん、
米原千賀子さんは、すっかり大人になり、
絵描き、文章書きとして、活躍している。

タイムラインに流れてきた、
彼女のブログを紹介するツイートを見て、
わたしは、米原さんのことを思い出し、
検索し、即フォローした。

米原千賀子さんが、
“お父さん”について書いたブログより………

時々「おいそれはないだろ父よ」と
思うことも多々あるけど、
父がこうして自由に生きていけるのは、
支えてくださるみなさまのお陰です。
娘よりお礼申し上げます。本当にありがとう。

って、ちょ………かっこよすぎやしないか。

何をどうすれば、こんな風に育つのか。
“背中を見せる”って、こういうことなのか。

また、別の記事には………

行動を見て「家族が一番大事なんだろうな」
と思えるから信じれるから、
妻も子どもも
何をしたって笑って見ていられる。
応援できる。

………泣いてしまう。
やばい、これを読んだだけで泣ける。

ああ、わたしは、娘に対して、
“行動”で、母の想いを伝えることが、
できているのだろうか…。

我が娘6歳が、
こんな風に成長してくれたら最高だな!
でも、それは、わたしたち(親)次第なんだな!

って、話題が、米原康正さんから、
ふがいない自分に、変わってしまった。

………話を戻そう。

 

生涯現役

という言葉は、あまりふさわしくない。
米原康正さんは、生涯“米原康正”だ。

脳みその老化に向かって、
思いっきり逆走しちゃって、
もう、いったいどうなっているんだか…。

月刊でんぱ組.inc×米原康正 DIGITAL BOOK 最上もが EDITION
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月刊デジタルファクトリー
2014-02-07


こんなTシャツや、キャップを作ったりして、
出会った頃から、まったくブレていない。
童顔巨乳Tシャツ
一方、日々ブレブレな、わたしではあるが、
いつか、また一緒に、
“おもろいこと”が、できますように…。

我が子に対して、口を出すのは簡単だが、
口を出さずに“面白がる”
ことが、
できますように…。

“いいよジジイ”を見習って、
“いいよババア”を目指すことを、ここに誓う

………が、しかし!できるのかな。
できなくたって………いいよ!?ダメか。

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