こどもの こと

作業療法士に聞いた、逆上がりなどの教え方!練習の方法、コツは?

運動神経が悪い子ども向け

 

と書くと、
なんだか、やるせない気持ちにもなるが、
この記事は、運動神経が悪い子向け!である。

運動神経がいい、感覚でつかめるような子は、
内村航平選手にでも、教えを乞うがいい。

内村航平選手直伝!
正しい逆上がりの教え方

 

運動神経は遺伝?

 


諸説あるが、どうやら、
運動神経は遺伝だけではない…ようだ。

両親から受け継ぐのは、
骨格や筋肉など、身体的な特徴。

が、しかし!子どもの運動神経は、
6対4で、母親に似るという説も
あるそうで…。

 

母に似てしまった我が子

そうなのだ!
わたしは、運動神経が悪いのだ!
でも運動は、わりと好きなのだ!
運動神経の悪い、ママなのだ~!

 

年長さんの運動会競技

運動会までに、どげんかせんといかん!

娘が通う保育園の運動会で、
年長さん(5~6歳)は、
どんな競技に挑戦するかというと…

・鉄棒(逆上がり)
・うんてい(1メートル以上)
・平均台飛び越し
・大繩(ダブルダッチ)
・短縄(前跳び・後ろ跳び)

………え、これ全部?

母さん、
逆上がりができるようになったの、
小学校3年生くらいだった気がする!

※余談
ちなみに、
跳び箱が跳べるようになったのは、小学校5年生の時!
跳べるようになったぞ――的な、
学級新聞の号外が出たという苦い思い出がある。

 

作業療法士の先生に相談

自分ができないことを、
どう教えたらいいものか?区の施設へ行き、
作業療法士の先生に相談。

教えていただいたことを、まとめた!
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………我ながら細かい(めんどくさい生物)。

 

逆上がりの教え方

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▼補助板の上の方に足が届くまで、
大人の力で手助けをし、
補助板の上の方に足が届いたところで、
この状態をキープ。

▼できる限り、
この姿勢を保つことで、腹筋を鍛える。

▼補助板の上に足が届いた状態から、
最後の一蹴りは、本人にやらせる。

できる喜びを味わわせる。

▼最初は、補助板の上の位置から。
できるようになったら、
少しずつ距離を伸ばしていく。
(足の位置を、徐々に下に…)

【逆上がり上達のコツ】
子どもにとっては、
できた!という感覚が大切だという。

 

うんていの教え方

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▼足を伸ばしたら届くくらいの位置に、
台(マット)
を置く。

▼大人がそばについて、
いつ落ちても、
大丈夫なようにサポートする。

恐怖心を植え付けないことが大切!

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▼まずは、ぶら下がる練習から!

▼ぶら下がれるようになったら、
片手だけを離し、大人とタッチする練習。

▼タッチする時に落ちて、
痛い想いをしないよう、
恐怖心を植え付けないようサポートする。

【うんてい上達のコツ】
とにかく恐怖心を植え付けないこと。
進む練習よりも、まずは両手、
続いて、片手だけで、つかまる練習をする。

 

短縄跳びの教え方

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▼まずは、縄を回す練習から!

鏡を見ながら、手を回す練習

目に見える形の手がかりを与える

▼1回回せたら、2回目に向けて、
手を後ろへ持っていくことを意識させる

【短縄跳び上達のコツ】
感覚で跳べない子にとって、
回しながら跳ぶのは至難の業。
まずは、回す練習を!
大人の見本と、
鏡に映った自分の姿を比べることで、
目に見える手がかりを!

 

大縄跳び
(ダブルダッチ)の教え方

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▼自分が飛ぶ位置にシールを貼る。
(最初は、縄のない場所で)

▼まずは、同じ位置でジャンプをする練習。
同じ位置で跳ぶという意識を高める。

▼同じ位置で跳べるようになっ
たら、
同じリズムで跳ぶための練習。
ジャンプしながら、同時に手を叩く
(最初は縄のない場所で)

▼そのほか、歌いながら、
ジャンプするなど、
一定のリズムで跳ぶ練習を続ける。

【大縄跳び上達のコツ】
※短縄跳びにも通じる。
まずは、縄を意識せずに、
同じ位置で、同じリズムで跳ぶ練習。

 

行進の練習

行進なんて練習するものなの?と
思われる親御さんもいるかもしれない…。

が、しかし!
感覚で動ける子ばかりではないのだ!

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前後に手を振る練習から!
(足はその場で、立ったままでいい)

▼前後に手を振ったとき必ず、
前にいる大人、後ろにいる大人の
手をタッチする。

▼大人が二人揃うのが難しい場合は、
前にある壁、後ろにいる大人など…。

▼タッチすることで、
目に見える手がかりを与える。

▼絵がやばいことは、重々承知なので、
どうか流してくれたまえ。

 

そのほか

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※すべてに通じること。

▼歩く時、階段を昇る時、
大人が「1、2」と同じリズムで
声をかける
ことで、
同じリズムで動くという意識を高める。

▼普段の生活の中で、
少し重いものを持つ練習をする。
(例えば、買い物の時に、お手伝いなど…)

………それな!

 

親が手を出さない

 

一人っ子というのは、
どうしても甘やかしがちというか、
子どもが困った時、できない時に、
助けられる余裕が、親にも若干ある。

子どもが何人もいたら、
「自分でやりなさい!」となるところを、
自分でやればいいのにと思いつつ、
親が、手伝ってしまうことがある。

手を出さないことが、
子どものためになることもある!
ということを、まず親が意識しないと…。

と、ここまで、
だらだら、ずびずびと書いたところで…

 

運動会まで
あと1カ月、ないってよ

 

桐島―――!!!

 

テンション定まらぬまま、強制終了…。

▼ついでに、こちらの記事も…?
【図解】子どもも簡単!
画期的?ボックスステップのやり方