仕事の こと

放送作家とは、自分を消す仕事…なのだろうか。

気付くと妄想ばかりしている36歳。

誰も興味ないだろうが、
最近わたしがした妄想を、書きなぐる。
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えらい美人さんから…

えらい美人で、
えらいおしゃれな女性から、
「いつもブログを見ています」と言われ、
恐縮してしまい、

「下世話なブログで本当にすみません」と、
謝り倒すものの、恐縮してしまい、
何を書いたらいいかわからなくなる。

………という妄想。

 

放送作家の先輩から…

 

数々のテレビ番組を手掛ける
偉大な放送作家の先輩から、
「りんちゃん、ブログやっているんだ?」
と言われ、たじろぎ、
「わたしみたいなものが、
放送作家と名乗ってブログをやるという
訴えられかねない愚行を働き、
本当にすみませんでした」と、
謝り倒すものの、恐縮してしまい、
何を書いたらいいかわからなくなる。

………という妄想。

 

一緒に仕事をしている演者さんから…

 

一緒に仕事をしている、
スーパーかわいらしい女の子から、
「りんさん、今度ブログに、
わたしのことを書いてくださいよ」
と言われ、あわてふためき、
「いやいや、わたしなんかのブログに、
名前が載ってしまったら、
そりゃあもう、人生の黒歴史として、
後悔の念が、一生消えてなくならないよ」
と、本気で否定しつつ、
にやけ顔が隠しきれず、結果、
何を書いたらいいかわからなくなる。

………という妄想。

 

一緒に仕事をしている演者さんから…

 

一緒に仕事をしている演者さんから、
「りんちゃん、
最近ブログをけっこう更新しているね!」
と言われ、あわてふためき、
「わたしなんてものが、
何かを発信しようとしてすみません」
と、本気で頭を下げる。

………という、なんとこれは実話。

さんざん妄想していたのに、
実際に言われたら、
腰を抜かすんじゃないか、くらい驚き、
「いいと思うよ」と優しい言葉を
かけていただいたにも関わらず、
結果、何を書いたらいいかわからなくなる。

………という、なんとこれは実話。

ここまで読んだあなたは、
きっと、もうお気付きであろう。

きょうのわたしは、
何を書いたらいいか、わからなくなっている。

ブログ迷子だぜ、ベイベー。
出口はどっちだ、ベイベー。

だったら、
何も書かなければいいと思うだろう。

だけど、うっかり書き始めてしまったら、
欲が出てきたのだ。

さあ、ここまできたところでどうしよう。

見切り発車…からの!

 

ブログを始めて気付いたこと

 

そうだ!わたしが、ブログを始めて、
気付いたことについて、書こうと思う。

唐突。

わたしは、放送作家という仕事をしている。
放送作家の仕事は、いろいろあるが、
主には、企画を考え、台本を書く仕事である。

放送作家って、どんな仕事?

若い女の子のラジオの台本の場合は、
その若い女の子が、言いそうな文体で書く。

お堅い番組の台本の場合は、
そりゃあもう気を抜けない。

「まずは、○○大臣による、基調講演です。」
な―んて、誤字脱字があったら、
刺されるんじゃないか!というような、
台本を書いたこともある。

 

台本に自分はいらない!?

 

“しゃべる人の言語を、
なんとなく脳内にインストールして、
その人が言いそうな言葉や、
その人が考えそうな展開を想像して、
台本に落とし込む”

………申し訳ありません。
調子に乗って、かっこつけすぎました。

もちろん企画を考える上で、
わたしは、こうしたいんだ!なんて
生意気な意見を主張することもありますが、
基本は、誰かのしゃべることを書くのが仕事。

一語一句書くわけではないにしろ、
言いそうなことを、流れを書くのが仕事。

何が言いたいかというと、
わたしは、放送作家であり、
誰かがしゃべることを書くのが、
日々の仕事であるがゆえ、
いざ、自分のブログを書こうとしたら、
わたしの文章って何?という、
自分探しの旅にでも行きたくなるような
ぬふふん状態に、陥ってしまったのである。

だから、わたしのブログを振り返って読むと、
その日によって、だいぶテンションが違うし、
なんなら、文体はバラバラ。

アイドルの番組の台本を書いた後のブログと、
お堅い番組の台本を書いた後のブログは違う。
影響を受けやすいので、
好きな本を読んだ後のブログと、
好きなドラマを見た後のブログも、また違う。

 

放送作家は、自分を消すのも仕事?

 

放送作家歴15年以上、
わたしは、日々いろんな人やものに影響され、
いろんな人のしゃべり口調や、
脳内の思考を想像し、台本を書いている。

何が言いたいかというと、このブログは、
そんな“放送作家りん”のブログなので、
日によって、テンションや文体が
違うことも許してほしいし、なんなら、
こいつ、きょうは浮かれているな!とか
想像していただけると、わたし、喜ぶ。

という“放送作家”を理由に、
定まらない自分について、
ひたすらに、いいわけしてみた…そんな駄文。

もちろん、放送作家の中にも、
すばらしい個性の持ち主はいっぱいいて、
そんな人が、きっと“売れっ子”なのだと思う。

以上、長くなったので、強制終了とする。

▼ついでに、こちらの記事も…?

【放送作家になるには】
わたしが、放送作家になるまで…