母の矛盾
はたから見れば、ブチュっとした我が子ではあるが、母から見れば、そりゃあ、ひいき目ありで、かわいい。
しかし、かわいいかわいい我が子といえども、イライラしてしまうことはある。
いや、だいぶイライラしてしまう。
「早く食べて!」と言った数分後に、「ゆっくり噛んで食べなさい」とか。我が娘、現在5歳半。母の矛盾に気付くのは、いつ頃なのだろうか。
子どもに悪気はない
なぜか食にこだわりのある娘が、なんの悪気もなく口にする一言に、ムキ―っと、なってしまうこともある。
「ママのから揚げより、お店のから揚げのほうが好き!」だとか。「これ、ちょっと味が薄いねぇ」だとか。
今夜は、カレーだから、サラダと、コロッケがあればいいか!と思って食卓に並べたら、「きょうは、おかずが少ないねぇ」だとか。
おい………どこの小姑だよ!
不機嫌は、うつる
だけど、イライラしてしまう時は、たいてい、こちらに原因がある。
月に1度のアレとか…。仕事が立て込んでいるとか…。ディレクターが、とんでもないムチャブリをしてきたとか…。一言も発せないくらい疲れているとか…。
一言も発せないくらい疲れている時に、シリーズごとのプリキュアを順に見せられ、この中だったら、どのプリキュアが好きかを、延々と聞かれるとか…。
娘は、母の様々な空気を察して、「ママ、大丈夫?」な―んて、言ってくれたりして…。
だけども、母は、「ごめんね!大丈夫だよ。」と、答えるのが精いっぱい。
ダメだなぁ…。
イライラは、よくないなぁ…。
不機嫌は、うつる。
わたしの不機嫌が、娘に伝染して、娘が泣けば、それはもう、家族中に不穏な空気が流れ、取り返しのつかない事態になりかねない。
自分なりのイライラ対処法
イライラしてしまう自分を、どうすればいいのか。できれば、イライラせずに、ニコニコしていたいのに、なぜ、イライラしてしまうのか?
キレイごとで、片付けるな!!
精神論とか、そういうのではなくて、具体的に、何をどうするか。自分なりに、いろいろ考えた結果の、あくまで“わたしなりの”対処法。
▼じ―っと見つめる
イライラしてしまう時は、たいてい、バタバタしていて、子どもの顔を、よく見ていない。子どもの顔を、よ―く見る。子どもの目に写った、自分の姿を見る。
▼にらめっこする
子どもとにらめっこすると、たいてい子どもが勝つ。わざと負けているわけでもないのに、真剣すぎる子どもの顔に、笑ってしまう。
▼くすぐってみる
不機嫌はうつる、笑いもうつる。子どもをくすぐると、子どもが笑う。あなた笑うと、わたし笑う。
▼手にニコニコマーク
あ―、イライラするなぁ…と思った時、ニコニコマークを見る。一度、間を置く。
とまぁ、偉そうにつらつら書いたところで、わたしという未熟な人間は、きっとまた、イライラしてしまうだろう。
結局は、これもまたキレイごと。
わたしは、ちょっと前まで、しょうもないお母さんが書いているしょうもないブログを読んでは、この人よりは、マシだ!と思い込んでいた。
街の中で、小ぎれいなお母さんが、子どもをめちゃくちゃ叱っていたりすると、少し安心したりもする。
サイゴのサイゴに、性格の悪さを、ひけらかしてしまった。
できるだけ、毎日、
イライラせずに過ごせますように!
サイゴのサイゴのサイゴは、神だのみ。
※ストレスはよくない
※睡眠は大切
※2017年4月17日追記
時には、家族を頼るべし?
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