りんと申します。
▼ライターも放送作家も文を書く仕事
▼話し言葉と書き言葉の違い、難しい
▼勉強中の身ですのでお許しください
文章を書く仕事歴およそ20年
放送作家という仕事を始めて、気付けば20年以上。ありがたいことに去年くらいから在宅仕事が増えてきました。(とはいえ、放送作家の仕事ももちろん続けていきたいです!)
我が娘9歳、小学3年生。4年生からは学童保育もなくなるので…。
サイゾーが運営するウェブメディアwezzy他、ウェブ記事を書く連載の仕事もちょこちょこと…で、気付いたことがあります。
20年以上の“放送作家の癖”が我が身にだいぶ染みついていることに、ウェブ記事を書くようになって気付きました。
台本と記事の違い「句読点」
例えば、句読点。ラジオなどの番組台本の場合、演者さんが読みやすいように句読点を多めに打ちます。
しかし、ウェブや雑誌などの記事の場合、句読点が多すぎると逆に読みづらくなってしまいます。
台本と記事の違い「!?」
例えば、エクスクラメーションマーク(ビックリマーク)や、はてなマーク。ラジオなどの番組台本の場合、演者さんが抑揚をつけやすいよう、強調する部分に多めにビックリマークをつけることもあります。
しかし、ウェブや雑誌などの記事の場合は、ビックリマークはほぼほぼ使用しません。様々な理由があると思いますが、なんでしょうか。アホっぽくなるんですかね(ざっくり)。
台本と記事の違い「改行」
例えば、改行。ラジオなどの番組台本の場合、ブレスのタイミングなども考えて、文章の途中でも改行し、演者さんが読みやすいようにします。
しかし、ウェブや雑誌などの記事の場合は、文章の途中で改行することはありません。また、改行が多すぎると逆に読みづらくなってしまいます。
ひとつの文章が、ひとつの段落が長くならないよう気を付けるというのは基本だと思いますが、うっかり回りくどく書きがちなのも、わたしの悪い書き癖の1つです。
台本と記事の違い「…」
例えば、「…」。ラジオなどの番組台本の場合、間をとる部分などに「…」を使うことがあります。台本では「…」をこのように使うこともあります。
最近、
わたしがハマっている食べ物は………
※マイブームの食べ物について語る!
しかし、ウェブや雑誌などの記事の場合では、あまり「…」を使いません。とある仕事の先輩!(某編集長)からは「…」が多いと読者に不安を与えると言われました。
台本と記事の違い「接続詞」
例えば、接続詞。ラジオなどの番組台本の場合、「というわけで!」とか「ええ、」とか「ではでは」などしゃべり言葉で書きます。
(報道番組やナレーション原稿などは除く)※演者さんのキャラにもよる。
しかし、ウェブや雑誌などの記事の場合は、当たり前ですが、しゃべり言葉は通用しません。台本ばかり書いてきたわたしは、しゃべり言葉の文章になりがちなため、ただいま絶賛“接続詞の勉強中”です。
ウェブ記事を書くようになって、まだ数か月ほど…。毎度、編集の方がていねいに校正してくださるので助かっていますが、もっともっと勉強しなければならないと思う次第。
で、お気付きでしょうか。おそらく誰も気付いていないことでしょう。
句読点も、改行も、「!」も「?」も「…」も使いまくりの、困った時は「というわけで!」で乗り切ろうとするという………。
記事を書くのに慣れてきたら今度は、台本の書き方と記事の書き方がMIXされて、より気持ち悪いことになるかもしれません。
その日の仕事の内容によって、語尾ひとつとっても、ブログ記事のテンションがだいぶ左右されますが………。
以上、まるでいいわけのようなブログ!でした。
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