年下のディレクター（既婚者）が、ホワイトデーにプレゼントをくれた。バレンタインに、チョコレートをあげていないのに…。
おい、できる男かよ。
………しかも！！
サダハル・アオキ
本名、青木定治
サダハル・アオキの、や―つである。
パリに拠点を置く、有名パティシエの、青木定治さんのことは、おしゃれとは縁遠いわたしでさえ知っている。
おい、洒落た男かよ。
………しかも！！
ショー・コ・ラ ユズ
品名ショー・コ・ラ ユズですと！？え、まったく発音がわからない…。どこに、アクセントを置けばいいのやら。
初めてのサダハルアオキに、ただただ戸惑う、おばちゃん。
お手軽ホットチョコ
８０度程度に温めたミルクに、このチョコを入れて、かき混ぜると、ホットチョコが出来上がるんだとさ。
ミルクって………。
おい、日本人なんだから牛乳と書けばいい。
柚子の皮入り
なんだか分からないけれど、確実に、おいしいやつなのであろう。だって、ショー・コ・ラ ユズだよ？
開けてみると、棒に突き刺さったチョコが。
おい、突き刺さったとか書くな。
牛乳に入れて混ぜ混ぜ
娘６歳と、理科の実験気分で…。
おいしくな―れ、まーぜまぜ
チョコが溶けてきた―
完成したやつの写真、撮り忘れた。
あと妖怪ウォッチのマグカップというところが、だいぶ台無し。洒落たマグカップにすればよかったものを。
感想「おいしい」
わ―、おうちにいながら、カフェ気分。さすがの高級感。そして、柚子の風味が、たまらない…。
甘いものは、やさしい。これが、妖怪ウォッチのマグカップでなかったら…。
フロランタン オ ショコラ
年下ディレクター（アニメ好き）からのホワイトデープレゼントは、さらに………
確実に、おいしいであろう、お菓子付き。
おいしくて、複雑な味がするのであろうと思いつつ、口に入れたら、うん、おいしかった…。
固いの覚悟で、口に入れたら、思いのほか、固いというわけではなく、さっくさく。
娘、一口ちょうだい。
オット、一口ちょうだい。
ひとつの小さなお菓子を３人で分け合う、切ない家族の物語。「１個のフロランタン」
………あっという間に食べてしまった。
お値段は………！？
人様から頂いたモノの値段を調べるものではない…と思いつつも、やっぱり気になってしまうのが、お値段。
たまたま伊勢丹に行く用事があったので、お店を覗いてみたら………１個３６１円也。
なんなら、一口で食べられそうなものが！？
ちなみに、ショー・コ・ラ ユズは………
１本５４０円也…。
高いものは、そりゃあ、おいしい。
自分では、よっぽどのことがない限り買わないんだろうな………たぶん、一生。
バレンタインにチョコを渡していないわたしに、サダハルくんをくれるなんて、年下ディレクター、優しいかよ。
ら、来年は、彼にバレンタインチョコを渡そうと思います。け、決して、お返し目当てではありませ………
って、おい。その前に何かお礼をしろ。
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