▼放送作家を目指す若者から相談が!
▼資格もない絶対になれる方法もない
▼そんな、ふわふわとした職業です
必要なのは、やる気と行動力?
フリーランスの現役放送作家
フリーランスの放送作家です。
とはいえ、いつまで“放送作家”で、いられるかはわからない。だって、フリーランスだもの。
まあ、のんびりやっていきますよ。だって、フリーランス=自由だもの。なんて話は、さておき…。
放送作家志望の若者から…
つい先日、放送作家を目指している若者から、TwitterのDMが届きました。
いただいたメッセージを要約しますと…
・ていねいなごあいさつ
・放送作家りんのブログを読み興味を持った
・放送作家見習いとして、ネタ出しやリサーチなど、何か手伝えないだろうか?
・ていねいなごあいさつ
・連絡先
あまりにも失礼なやつだったら、正直スルーしていたかもしれませんが、大変大変ていねいなメッセージだったゆえ…。
さっそく返事を書きました。
放送作家志望の若者へ
送った内容を要約しますと…。
・メッセージのお礼
・今すぐに何かをお願いすることはできないが「若い力」が必要な時は相談させてほしい
・とはいえ、君のことをあまりにも知らな過ぎるので、簡単なプロフィール?自己PR?得意分野?など、送ってくれないだろうか
・今後プロフィールの提出が必要になることもあるだろうから、練習がてらで構わない
・力になれるかはわからないが、相談にはのれるかもしれない
とざっくり、こんな感じ。
とはいえ、彼はなぜ、わたしに?いや、わたし以外にも、相談しているかもしれないが、どうせ相談するなら、もっと売れっ子の作家さまに…(以下略)
放送系の専門学校生
するってーと、その日の内に、彼から返信が。自由に思われそうな放送作家といえども、社会人なので、返信が早いってのも、とってもとっても好感が持てる。
彼から送られてきたメールによると、現在放送系の専門学校に通っており、来年の春には卒業すると。
どんなささいなことでもいいから、現場を見て学びたいというようなことが、ていねいにていねいに書かれておった。
ああ、思い出すなあ。根拠のない自信だけはあって、根拠のない自信しかないのに「放送作家になりたい、なりたい」とだけ、言い続けていた、10代の自分。
放送作家になるには?
我が娘7歳、小学2年生が、最近学校の図書室で借りてきた本が、偶然にも…。
ほほう。それは興味深いと、目を通してみたところ………。
・大学や放送作家養成の専門学校などで学ぶ
・放送作家の事務所や番組制作会社などに就職する
・放送作家のもとに弟子入りして修行をつむ道もある
どれにも当てはまらない。
放送作家養成の専門学校卒
中には、放送作家になるための、専門学校や、専門コースを経て、放送作家になった人もいるのかもしれないのですが…。
知り合いにはいない気がする。
リアルな放送作家のなり方は?
わたしの身近な作家さんの場合は…。
・作家事務所に入って…
・ラジオのハガキ職人や、雑誌のネタ職人を経て…
・知り合いのつて(人脈)で…
(何かのコンクールや、オーディションに応募して…)
わたしが知らないだけで、専門学校を経て、放送作家になった方もいるのかもしれないのですが、学校に行ったから、絶対になれるものでもない。つまりは学校でテクニックや台本の書き方を学んだところで…。
なれないのかもしれない。
というわけで!彼には、学生のうちに、いろんな場所(お笑いライブだったり、公開収録・生放送だったり)に顔を出して、自分をアピールしてみたらどうだろうか?と、偉そうにアドバイスを送らせていただきました。
技術職の場合
ちなみに、ミキサーさんや、スイッチャーさんなど、技術職の方は、専門学校を卒業した方が多い気がします。
えらそうなことを書きますが、放送作家に必要な“技術”は、学校より、現場で学ぶことが多い気がします。なんてことを書いておきながら…。
わたしが、およそ20年で学んだことを、放送作家を目指す若者たちに教えたいという願望もひそかに…。
がんばれ!
テラフォーマー寿男くん
というわけで!わたしのようなものに相談してくれた、作家志望のTwitter名:テラフォーマー寿男くん、微力ながら応援しています。が、しかし!
おばちゃん作家、あとどれくらい放送作家でいられるだろうか?がんばれ!テラフォーマー寿男くん!
と、まさかのお願いで〆。以上です。
※テラフォーマー寿男くんから許可をいただき、書かかせていただきました。
▼放送作家・脚本家を目指す人へオススメ
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