本日のブログざっくりまとめ
▼おしりのおできが痛くて座れない!
ついに、手術することを決断。
▼これは、1人のおばちゃんのおしりにまつわる、実体験をまとめた、ブログ記事である。
▼病院の先生を前にしたら、おばちゃんは、無力。ただのおばちゃんである。
………いや、常に!ただのおばちゃんだ。
粉瘤(ふんりゅう)と、わたし
おしりのおでき、粉瘤ちゃんと、わたしとの付き合いは、わりと長い…。
初めて、膿を出したのが、1年ちょっと前。
が、しかし!
膿を出したところで、完治しないのが粉瘤。
粉瘤(アテローム)とは
皮膚の下にできる、袋状の良性腫瘍で、中に、老廃物とかが溜まっていくらしい。
………なんとも、おそろしい。
そして、中に貯まった老廃物、膿を出しても、皮膚の下に袋は残る。
そして、また溜まる。
袋を取り除かない限り再発?
ここ1年ほど、なんとなくだましだまし、やってきた。
が、しかし!
膿が溜まれば、おしりが痛い。
超会議の2日間
ずーっと床に座っていたので
おしりの魔物↓が、いったくて。最終的に
カンペ用のスケッチブックを
おしりの下に敷いたのは、ここだけの話。 https://t.co/tKD6QBrakv
— りん / 放送作家 (@fukudarin) 2018年4月30日
おしりが痛くて、不自然な座り方になれば、姿勢も悪くなり、いいことなんて何もない。
そうだ!手術をしよう
腫れていない状態、比較的小さな状態の内に、皮膚を切開し、まるごと除去してから、縫い合わせる切開法で、手術しては?
と、
信頼しかしていない先生からの、ご提案。
先生の言うことは、ぜった―い。これまでも、だいぶお世話になってきたのだ。
いざ、皮膚科へ!術前検診
手術の前に、1度病院へ!
局所麻酔をするので、その前に、
アレルギー検査と、血液検査を。
粉瘤ちゃんとの別れの日が、まもなく?
切開法!手術当日
ふふふん。と余裕ぶって、ポッサムという初めて作る料理を仕込んだりなどしていたら、遅刻しかけた。
手術の時間が近付くにつれ、ドッキドキしてきた、小心者おばちゃんは、オットや友達にLINEして、応援を求める。
ズボンを脱いで、ついでに靴下も脱いで、下半身パンツ一丁で、ベッドにうつぶせに。
静かにしているだなんて無理?
病院で痛いことをされるの、わかっているのに、静かにしていろだなんて、到底ムリ。
だから、手術前に、まずは謝罪しました。
「できるだけ静かにしますが、おそらく無理だと思います。どうかよろしくお願いいたします。」
院長先生、看護師さん、苦笑
苦笑されようが、致し方ない。
「ちょいと体の左をこっちに向けて」との指示に思いっきり、顔を左に向けたら「逆!」と言われまして、こちらの姿勢に………。
まずは、消毒
看護師さんが、ていねいにていねいに、おしりのおできを拭き拭きしてくれまして。
「触っちゃダメ」と言われたにも関わらず、ついうっかり触ってしまい、2回目の拭き拭き。
切開する部分に、ペンで印
ただペンで印を書かれているだけなのに、「ひぃぃぃぃ」とか言う、おばちゃん。
そして、ついに!その時はきた。
おしり、局所麻酔
切開する部分を囲むように、何カ所か、麻酔の注射を打つとな!絶対に痛いやつ。
「痛!っくない!痛い!!」
叫ぶ、おばちゃん。
そして、3度目を前に、思わず先生に。
「あと何回!?(キレ気味)」
そしたら、先生おだやかな感じで、「子どもみたいだねぇ」とか言うからさ。
「わたしなんてものは、先生を前にしたら、子ども!いや、子ども以下です………。
おばちゃんだけれども!!
(痛くてキレ気味)」
麻酔注射、痛いのは3度目まで?
※個人差があると思います。
あとは、もう痛くない。
おしりに何かされているなぁの違和感のみ。
そしたらさ、なんだかさ
………楽しくなってきた。
中は溶ける糸で縫う
なんとなく、引っ張られている感じがしたので、「もしかして縫っています?」と聞いたら、「そうだよ~中は溶ける糸で縫っているよ」とな。
粉瘤の袋を取り出して、その空いた部分を、まずは、溶ける糸で縫い、さらに皮膚を縫うとな。
楽しくなってきた
もう痛くないし、違和感しかないし、楽しくなってきたので、おしりを縫う先生に…
「わたしが今、オナラをしたら、先生は大変なことになりますね!」と言ったら、
先生は「うん、そだね―」と。
あんなに力ない「そだね―」は、初めて聞いたよ。
粉瘤の袋、実物は?
この出来事はブログネタにもなりそうだ!と、どんどん楽しくなってきた、おばちゃん。
「取ったやつって、見られるんですか?」
小さめの梅干しサイズの粉瘤を見せてもらう。
さすがに、写真に撮ることは控えた。
手術時間は?
病院到着から、すべて終えるまで、30分かからないくらい。
30分の間に、感情が揺さぶられ過ぎて、疲れた。
手術にかかった費用は?
溶ける糸は保険適用外だとかで、しめて8200円。
1週間分の抗生物質と、鎮痛剤を処方されまして、病院滞在時間は、わずか40分ほど。あっさり。
手術翌日、消毒へ
翌日、再び病院へ行き、消毒と経過観察。
何事もなかったようで、ほっとひと安心。
看護師さんから、抜糸の日までの説明を受けるも、自分のおしりが、いま現在どんな状態か、わからなかったので、写真を撮ってもらった。
さすがに、おばちゃんのおけつは載せない。
毎日の消毒と抗生物質~抜糸へ
シャワーを浴びる時に貼る防水テープと、消毒用の綿をもらい、毎日、消毒すること、毎日、抗生物質を飲むことを誓い、病院を後に。
あとは、手術1週間後に抜糸するのみである。
1週間後、抜糸当日
そして迎えた、抜糸当日。
人生で3度目の抜糸ではあるが、抜糸って、どんな感じだったか、すっかり忘れてしまっていた。
抜糸は痛い!?
「抜糸って痛いですか?」
「ちょっと引っ張られる感じはあるかもね!」
何回か、チクッとしたので、チクッとするたびに、「チクッ」と口にする、おばちゃん。
………なぜ黙っていられないんだ。
この小さく見える青いやつで、おけつを塗っていたそうな………おそろしい。
手術の後の過ごし方は?
手術当日、その足でラジオ局へ向かった。
まさか、おしりのおできの手術をした後に、
とある番組の最終回を収録することになるとは。
手術の予約をした時には、予想だにしなかった。
おしりのおできの手術した直後に
最終回の収録した人いない説
感情を揺さぶられっぱなしの、1日であった。痛すぎてキレて、笑って、泣いた。
最終回、何度やっても慣れない説。
病院通いは、気力をつかう
いろいろと疲れたので、甘やかし週間です。
・魚フライ(揚げただけ
・餃子(焼いただけ
・トマトレタスツナサラダ(盛り付けただけ
・ナスと豆腐のお味噌汁#夜ごはん報告しばらくは
体重を気にせず
好きなものを食べる。甘やかし週間、はじめ!
— りん / 放送作家 (@fukudarin) 2018年6月23日
抜糸を終えたので、そろそろ、
体重調整のゲームでも始めようかと…。
痛くもかゆくもない、おしりとの生活が始まった。
終わりがあれば、始まりがあるのだ。
自分が心の底から
好きだと思えない仕事は辛い。
心の底から好きだと思える仕事と、
出会えたことが、どれほど幸せなことか。
………さよなら、粉瘤。先生、またね。
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