▼津川友介(つがわ・ゆうすけ)著『HEALTH RULES (ヘルス・ルールズ) 病気のリスクを劇的に下げる健康習慣』を読み終えました!
▼健康への意識が高まるキッカケに!
▼忘れない!「エビデンスにも、確かさのレベルがある」
津川友介著『HEALTH RULES (ヘルス・ルールズ) 病気のリスクを劇的に下げる健康習慣』
今月の課題図書、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の准教授で医師の津川友介さんの著書『HEALTH RULES (ヘルス・ルールズ) 病気のリスクを劇的に下げる健康習慣』(以下『ヘルスルールズ』)を読み終えました。
今月の課題図書って、なんじゃらほい! ということは後に記すとしてピンピンコロリ、できるだけ健康寿命を伸ばしたいアラフォーには、大変興味深い内容でした。
その健康法本当に正しいの!?
「〇〇を食べるといいらしい」「〇〇は体に良くないらしい」世の中には健康にまつわる説がありすぎるじゃないですか。
こちらの『ヘルスルールズ』では、著者が「エビデンスの確かさ」「情報の正しさ」に徹底的にこだわったとのこと。
さらに、Amazonの紹介文には?
「白米を1日1杯以下にする」糖尿病のリスク24%減
【本書で明かされる驚きの事実】
●牛肉や豚肉は発がん性物質
●1日1杯のお酒は脳卒中のリスクを下げる
●太る野菜・果物もある
●糖質制限ダイエットは死亡率を高める上、リバウンドしやすい
●サプリメントはほとんど気休め
●睡眠時間を1.5時間単位にすると良いというのは都市伝説
●サウナは心臓疾患による突然死のリスクを下げる
●ストレスとがんは関係ない
●加熱式タバコにも多くの有害物質が含まれている
●受動喫煙で毎年赤ちゃんも含めた1万5000人が亡くなっている
●子どものアトピーは保湿によって予防できる
●花粉症を根治できる治療法がある
●かぜに抗生物質は無意味
●がんを予防するワクチンがある
etc…
というわけで……。
『ヘルスルールズ』読んだ感想
『ヘルスルールズ』読んでみた感想、まずは?
世界各国の論文をもとに書かれているので、この研究の結果このデータが出て、また別の研究結果ではこのデータが出てなど、様々なデータが紹介されています。
そこが、著者が「情報の正しさ」を自負する理由でしょう。
エビデンスがしっかり提示されているので、なるほど、たしかに! と納得する反面、数字やらグラフやらが頭に入ってこず、読むのになかなか時間がかかりました(たぶん4-5時間)。
結果! 健康への意識が高まる
結果、母さんより先に読み終えた我が娘11歳・小学5年生。
娘のライトすぎる感想はさておき、週末の午後、途中数字による睡魔に襲われつつ読み終えた結果、いっちょ前に健康への意識が高まったので(一時的?)それだけでも読む価値がありました。
実践したい健康にまつわること
あれもこれも健康に良くない? じゃあ、いったい何を食べればいいのさ? そんな気分にも陥りつつ。しかし、著者も「健康にいい食品、悪い食品を知った上で食生活を考えることが大切」と書いてくれています。
わたしが『ヘルスルールズ』を読んで、今後実践してみようと思ったことは……。
●毎日8時間寝よう
└ふだんから8時間以上眠っているのですが、今後も眠っていこうと思います。
●もっと魚を食べよう
└これまでは週1-2回だった魚のメニューを、もうちょっと増やし、夜だけでなく昼も積極的に魚を食べようと思いました。
●塩分少ないピーナッツを買おう
└健康にいいと言われているくるみやアーモンドなどナッツ類はお高めですが、比較的安いピーナッツでも代替可能とのこと。
●泳ごう
└本当は週2で泳ぎたいのですが、なかなかどうして週1しか泳げず。でも続けることに意味があると信じて泳ぐのだ。
●サプリメントは飲まない
└そもそも飲んでいない。
●とはいえ、好きなものを食べよう
└それな。
「食べることは人生の幸せでもある」と著者も書いてくれています。気にし過ぎて好きな食べ物が食べられないのは辛いので、好きなものは食べつつ“意識する”ことは忘れずにいきたいと思います。
エビデンスにもレベルがある
この本を読んで1番ハッとしたのは「エビデンスにも、確かさのレベルがある」という言葉でした。
テレビでなんちゃらがいいと紹介されると、そのなんちゃらが売り切れたりもしますが、そういった類は“流行の健康法”である場合も多く、どの程度しっかりとしたエビデンスに基づいているのか。
また時代とともに、その“説”も変わっていくのだなぁと。
影響を受けやすいわたしは、今後もアレコレ流行に振り回せれるかもしれませんが、毎日しっかり寝て、できるだけ運動して、“意識して食べる”ということを忘れないために、今ここに書いています。
図書クラブ・今月の課題図書
同年代の友達と、なんとなくのノリで図書クラブを結成!?
結成というほど大袈裟なことではないですが、月に1冊課題図書を決め、それぞれ読んで感想を言い合うなどすると、読書を後回しにしなくなるのでは? という、いつまで続くのかわからないやつを始めました。
先月の課題図書は、厚切りジェイソンさんの『ジェイソン流お金の増やし方』でした。
そして今月は、津川友介さんの『HEALTH RULES (ヘルス・ルールズ) 病気のリスクを劇的に下げる健康習慣』
(2024/10/09 07:06:33時点 Amazon調べ-詳細)
お金⇒健康ときて、来月の課題図書はいったい? 今年はマンガ以外の本も、もうちょっと読みたいと思います。
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